森に還す自然葬 森の散骨 合同会社森林トラスト

里山散骨環地による自然葬とは

私たちが提案する自然葬とは、地から産まれた生を散骨により地に還す葬送です。
日本の地方には古くから、霊魂は山に帰り子孫を見守ると言う文化がありました。
私どもの里山散骨環地による自然葬はこの文化を背景にしています。当社所有山林には樹高25mを超える80年生の杉が立ち並び、これらの木々が故人のお守りとご遺族の心根を癒します。

散骨を是とする法律根拠はありません。散骨は「NPO法人 葬送の自由をすすめる会」が、「自然葬」と呼ぶ一回目を実施しました。その際に散骨は刑法第190条に定めのある「遺骨遺棄」や、墓埋法第4条「墓地以外への遺骨埋蔵禁止」違反に当たるかどうかが問題となりました。当時の法務省刑事局はこれを受け、「葬送を目的とし節度を持って行う限り、死体遺棄には当たらない」という意味の見解を述べ、また当時の厚生省も「墓埋法は散骨を規制するものではない」という意味の見解を述べております。
しかしこれは、積極的に散骨を葬送文化の一つとして認めている訳では無く、「この法に抵触しない範囲であれば罰しない。」と言う消極的意志と捉えられています。
よって、当社では焼骨を「認識できない状態に加工」し、自社山林の木々へのCa供給源として散骨を実施し、ご霊魂ともに山に宿るお手伝いとしております。遺骨を土、枯葉等で覆ったり、また、墓標等の設置は墓埋法に抵触しますので行っておりません。
散骨の後は聖観音を散骨場所に設置し、ご霊魂来山のお迎えの儀を取り行い、お写真を散骨実施の証としてお送りいたします。